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クラシック音楽、小田和正、資格試験、医療記事批判などなど幅広い(節操のない)ブログ


by shy1221
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叩けるところは叩け

 最近、不祥事が相次いでいる。JR西日本の話も、気ィ悪い話ばかりだ。

 社会がゆるんでいるから、そういう不祥事が増えているんだ、という意見には、「キッチリしようよ」と言いつづけている私も同感である。 ただ、本当に不祥事が激増しているかといえば、ちゃんと発表するようになった、という側面も無きにしもあらずではないかとは思う。まあ、それはいいことであろう。

 先日のJR西日本の記者会見、まあこの会社がなってないのはしょうもない(しょうがないじゃなくてしょうもない)として、記者が「あんたらもういいよ、社長出せよ社長!!」みたいなことを言っていたのはどうかな、と思う。言葉遣いがね。ほとんどヤクザみたいじゃない。マスコミってそんなに偉かったんかな。事実を報道するのは大事だと思うけど。ま、そこまで脅かさないと、本当のことを言わないこのJR西日本っていう会社も本当に問題だと思うけど。

 思うのは、最近やっぱり景気が悪いからか、誰かにあたりたいっていうか、誰かを批判することでガス抜きするっていう風潮が絶対に無いとは言い切れないということである。テレビニュースに出てくる街角インタビューなど聞いていても、「そんなに偉そうなこというお前は一体何者だ?」的な素人さんは結構出てくる。ま、偉そうな、というよりマトモな意見を言えるだけ、マシな方なのかもしれないが。

 感じるのは、「他人に厳しく自分に甘い風潮」である。公共交通機関とか、医療とか、他人の命を預かる仕事に厳密さが要求されるのは言うまでもないし、それを見逃してくれなどと言うつもりは毛頭ないが、結構ドーデモイイところでさえ、妙に厳しいレベルを要求してないか、と思ったりもする。ああ、こんなこと書くとまた叩かれるのかもしれないが。どうも、「叩けるところは叩け」的な風潮を感じる。今のところ、ミスをした人・団体を叩くだけ叩くというのはよく見られる。そうすることでミスが無くなるわけじゃないのにね。

 私だけでも、他人に優しく自分に厳しくありたい、と天声人語みたいに述べたところで終了。
by shy1221 | 2005-05-06 08:53 | 思うこと