入試問題も非常識
2005年 06月 13日
沖縄・ひめゆり学徒隊の不適切な入試問題
教える方の立場の人間が、いいことと悪いことの区別がつかなくなったら、日本も終わりだね。入試問題なんだから、ダブルチェックが入っているでしょうに。チェックした先生全員が、「これはマズイ」と思わなかったとしたら、少なくともこの学校は倫理的に大変問題があると言えるだろう。
<記事引用>
<青学高等部>沖縄・ひめゆり学徒隊の不適切な入試問題
青山学院高等部(東京都渋谷区)が2月12日に行った一般入試の英語の中で、沖縄県への修学旅行でひめゆり学徒隊の女性から沖縄戦の話を聞いた生徒が「退屈で飽きた」と感じたという趣旨の英文を出題していたことが10日、分かった。同校の大村修文(ただふみ)部長は「非常に不適切な問題だった。申し訳ない」と話している。
同校によると、英文は生徒が書いたものではなく、同校の教諭が試験用に作成した。沖縄県で生徒は、防空壕(ごう)に入った後、ひめゆり学徒隊の女性から体験談を聞いて「退屈で飽きた。彼女が話せば話すほど、私は防空壕で受けた強い印象を失った」と感じ、「(女性が)いろんな場所で証言をしてきて、話し上手になっていた」との感想を書いたという内容になっていた。
そのうえで「なぜ筆者は聞いた話が気に入らなかったのか」という問題を出し、「彼女の話し方が気に入らなかった」という選択肢を正解として選ばせていた。
◇
沖縄県の稲嶺恵一知事は10日の定例記者会見でこの問題に触れ「がく然とした。ひんやりとしたものを感じるしショックだ。ひめゆり(学徒隊)のみなさんは多くの人に体験を話すことで平和な世界にする努力をされてきた方々。そのご苦労と気持ちを理解してほしい」と述べた。
教える方の立場の人間が、いいことと悪いことの区別がつかなくなったら、日本も終わりだね。入試問題なんだから、ダブルチェックが入っているでしょうに。チェックした先生全員が、「これはマズイ」と思わなかったとしたら、少なくともこの学校は倫理的に大変問題があると言えるだろう。
<記事引用>
<青学高等部>沖縄・ひめゆり学徒隊の不適切な入試問題
青山学院高等部(東京都渋谷区)が2月12日に行った一般入試の英語の中で、沖縄県への修学旅行でひめゆり学徒隊の女性から沖縄戦の話を聞いた生徒が「退屈で飽きた」と感じたという趣旨の英文を出題していたことが10日、分かった。同校の大村修文(ただふみ)部長は「非常に不適切な問題だった。申し訳ない」と話している。
同校によると、英文は生徒が書いたものではなく、同校の教諭が試験用に作成した。沖縄県で生徒は、防空壕(ごう)に入った後、ひめゆり学徒隊の女性から体験談を聞いて「退屈で飽きた。彼女が話せば話すほど、私は防空壕で受けた強い印象を失った」と感じ、「(女性が)いろんな場所で証言をしてきて、話し上手になっていた」との感想を書いたという内容になっていた。
そのうえで「なぜ筆者は聞いた話が気に入らなかったのか」という問題を出し、「彼女の話し方が気に入らなかった」という選択肢を正解として選ばせていた。
◇
沖縄県の稲嶺恵一知事は10日の定例記者会見でこの問題に触れ「がく然とした。ひんやりとしたものを感じるしショックだ。ひめゆり(学徒隊)のみなさんは多くの人に体験を話すことで平和な世界にする努力をされてきた方々。そのご苦労と気持ちを理解してほしい」と述べた。
by shy1221
| 2005-06-13 15:48
| 思うこと