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by shy1221
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これは、もうビョーキなので

悪臭トラブル、お手上げ状態 庭に排泄物ため込んでも規制できず 中野の住宅地

 こういう事件って、いわゆる精神科疾患なのではないでしょうか? 措置入院とか、出来ないんでしょうか? 教えて、エライ人。



<以下記事>
住民「窓も開けられない」商店街「客足が落ちた」
 東京都中野区で悪臭トラブルが持ち上がっている。庭に排泄(はいせつ)物を大量にため込んだ男性宅から発せられるにおいで、住民は悩まされて二年半になる。客が近寄らず閉店に追い込まれた店も出た。住民は今月、千人分の署名を集め、警視庁や都、区に取り締まりを求めたが、直接規制できる法律や条例がなく、住民同様、警視庁や区役所も対応に苦慮している。
 悪臭トラブルを抱えているのは、中野区弥生町の「川島商店街」に隣接する住宅地。ここに住む五十代の男性が二年半前から、自分の排泄物や残飯を庭で煮詰め、それを約一メートル四方の穴を掘って、ため始めた。
 周囲には悪臭が立ち込め、「暑い日も窓を開けることができず、洗濯物も干せない」と近所の主婦は話す。住民は男性宅近くに消臭剤をまき、家ににおいが入らないように、玄関を二重扉にするなどしているが、男性宅前の雑貨店は「子供が悪臭や気味悪がって来なくなった」と、昨年三月、閉店に追い込まれた。
 また、商店街の鮮魚店も「悪臭騒動で客足が落ちた。食べ物を扱っているだけに大変迷惑」と途方に暮れる。
 昨夏と今月二十五日には中野区が、親族の許可を得て、庭にある排泄物を片付けたが、男性はその後も排泄物をため続けている。
 男性は「迷惑をかけていると思わない。(悪臭を出す)理由も話す必要はない」と話すだけ。住民の一人は「男性が以前から大声を出すなど近所とトラブルになった。注意されたことに腹を立て、行為がエスカレートした」と推察する。
 住民は今月初め、千人分の署名を集め、取り締まりを求める嘆願書を警察や行政に提出した。
 だが、警視庁は「悪臭を感じる度合いは個人で違う。不眠などの直接被害がない段階では傷害罪などの適用は難しく、店が閉店に追い込まれたことを業務妨害に問うのも悪臭でどれだけ客が減ったかなど立証は困難」(中野署)という。
 都の環境確保条例では悪臭を規制できるが、あくまで事業所や工場が対象で、「そもそも庭に排泄物をためる行為を想定していない」(中野区)という。住民、警察、行政三者のお手上げ状態が続いている。
     ◇
 ■行政や警察、介入しづらく
 騒音や悪臭などの近隣トラブルは各地で相次ぎ、深刻な事件に発展するケースもある。
 奈良県平群町では今年二月、二年半にわたり、毎日ほぼ一日中、CDラジカセを大音量で鳴らし続け、隣に住む女性を不眠にさせたとして、主婦が傷害容疑で逮捕された。兵庫県加古川市で昨年八月に二家族七人が殺害された事件で、逮捕された男の犯行動機は、隣人の飼い犬の鳴き声に腹を立てたこととされる。
 社会評論家の赤塚行雄氏は「近所付き合いも希薄になり、注意したいけど言えないケースは多い。この種のトラブルはますます増える傾向にある」と指摘する。
 中野区の悪臭トラブルでは「民事訴訟での解決」を模索する住民もいる。住民トラブルに詳しい内田剛弘弁護士は「音やにおいは個人によって我慢の限界に開きがあり、行政や警察が介入しづらい問題」と民事裁判の有効性を指摘する。ただ「加害者にペナルティーを科しても、同じことを繰り返す場合が多い」(内田弁護士)と、抜本的解決に至らないこともあるという。
 赤塚氏は「中野区でのトラブルは大勢の住民が困っている以上、警察や行政が対応するしかない。取り締まりに有効な法律がなくても問題の男性にねばり強く注意を続けるなどし、解決の糸口を探るしかない」としている。
by shy1221 | 2005-08-29 16:09 | 思うこと