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クラシック音楽、小田和正、資格試験、医療記事批判などなど幅広い(節操のない)ブログ


by shy1221
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医局の窓の向こう側

メディカル朝日に連載中の、「医局の窓の向こう側」は、毎月読んでいるが、大変面白い。現役医師(多分)の方が、多分匿名で、医局のウラ事情を面白く表現されている。このエッセーのいいところは、不愉快な表現がほとんど見られないところだ。

 ところが、2005年9月号は、筆者が大学の医学部に講義に行った話。大変不愉快な思いをされたらしい。詳しくは本文を読んでもらったらわかるが、現代学生事情とでも言うのだろうか、目上の講師に対して信じられないような言葉遣いをされたらしい。その内容も・・・で、「板書しないからノートが取れない」みたいな内容だったらしい。学生のレベルの低下と、礼儀のなさを痛感された文章からは、やがて彼らが同僚として入ってくるという恐怖が、コミカルな文体の中に感じられる。

 最近、マッチングというシステムがあるらしい。要するに、研修医になるのに、医学生が就職活動をするのだ。で、その書類などに不備が大変多いとのこと。んな、一般企業だったら、就職活動の書類に不備があったら、その時点で終了! じゃないですか。なんでも、その学生の家まで電話して、「不備なので直して出して下さい」とかお願いしているという。バブル期の就職活動(「就職戦線異状アリ」とかいう織田裕二の映画、みたなぁ。1991年。)みたいな話だ。ま、私も世間一般からみれば相当無礼な人種の方に属しているので、人のことはあまり言えた義理ではないが・・・

 でも、私の父くらいの世代の人々も、「最近の若いもん(=我々の世代、ホリエモン世代でもある)は、礼儀がなってない!」って絶対思ってるよな。歴史は繰り返す。
by shy1221 | 2005-09-05 18:17