クラシック音楽、小田和正、資格試験、医療記事批判などなど幅広い(節操のない)ブログ


by shy1221
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医療ドラマ「ウィズドロワル」第7話

テルユキ、家族と食卓にいる。美しい妻、3歳になる娘、ベビーベッドに赤ちゃん。
テルユキ、風呂に入っている。至福の表情。
テルユキ、娘の寝顔を見る。

個室にいる妊婦。サラリーマン風の夫、双方の両親、3歳くらいの男の子。
ナースがあと15分で入室です、と告げに来る。

手術室。麻酔科医が妊婦に腰麻をしている。手術室の看護師長がやってくる。
体位がとられている。
執刀医はテルユキ。ほかに部長と研修医。
「お願いします」テルユキの言葉で手術がはじまる。

ベビー誕生。新しい母親にベビーを見せるテルユキ。至福の表情である。ベビーはすぐに小児科医に託される。
術野を確認しながら、テルユキと部長が無言でうなずく。
「○○さん、やっぱりがっちり癒着していて子宮はとらないと駄目みたいです。自己血のほかにたぶん日赤血も入ります。」テルユキ。子宮摘出がはじまる。
手術風景。テルユキはいつもからは想像もつかない真剣な表情。部長が前立ちである。
「カウント、込みで2500です」間接介助ナースの言葉が響く。
「全麻に移行でいいですか?」と麻酔科医。
「はい、お願いします」テルユキ。
「カウント、込みで4500です」
「カウント、込みで5000です」
麻酔科医が輸血を追加している。
「MAPこれで10単位です」と麻酔科医。
「閉じます」テルユキ。

今日は病棟ではなく、ICUへ入室する患者。
患者を取り囲む家族。
夫に術後の説明をするテルユキ。子宮は摘出した。児娩出後全身麻酔に移行した。出血が多く輸血が必要であったが、おおむね予定どおりの手術であった。今日は一晩ICUにいてもらい、明日産科病棟に帰る予定である。テルユキの院内ピッチが鳴る。家族にちょっと失礼、といいピッチに出るテルユキ。ピッチの向こうで「5時から、外妊32歳、入ったから、入って」とか何とか言っている。
夫が再び妻のベッドサイドにいったあと、ICUのナースたちに向かって親指をたて、イエイというポーズをするテルユキ。再びテルユキのピッチが鳴る。「△△から肩出てる35週の電話があったから、さっきのは今やってるカイザーの下に入れるから、35週救外で受けて」

ブルーの手術下着の上に白衣をはおったまま、産科病棟で電子カルテに入力をしているテルユキ。後頭部に手をやる。
談話室の自販機でミネラルウォーターを買うテルユキ。そのまま倒れこむ。
見舞い客が悲鳴を上げる。
「ハリー先生、ハリー先生、産科病棟でお呼びです」

手術室。剃毛されたテルユキはすでに挿管されている。
よいしょ、と麻酔科医の掛け声で脳外科医、オペナースが体位をとる。
手洗いをしている脳外科ドクター。「負け戦だな」

どこか田舎の病院ののどかな医局の朝。医局の研究室の乱雑な部屋。昔ながらの厚地の緑の手術下着の上に白衣をはおり、はだしに健康サンダルを履いた若い医者が電話をしている。テルユキの弟(劇団ひとり)のようだ。ヒトリ「すみません。ありがとうございます」
電話の声「十分な休みをあげられなくて悪いけど、昼過ぎまでには○○をよこすから。親孝行してきなさい」
ヒトリは医局のラウンジで牛乳と山崎パンの朝食を済ませると、病棟に向かった。すれ違うナースが「センセイ、おはようございます」ヒトリ「おはようございます」
ナースルームでは朝の申し送り中であった。ヒトリ、看護師長に「ちょっと」と声をかける。「兄貴、やっぱりダメだったみたいで、午後の新幹線で実家に帰ります。月曜の朝には帰ってきます。予定どおり大学から来るので、午前の外来が終わったくらいでいれかわります。すみません」
「あ、みなさん、ヒトリ先生がご実家でご不幸があったので、今日から月曜朝までいなくなります。代診の先生がきてくださるけど、いろいろケアしてあげてください」
ヒトリ、病室の妊婦たちのもとへ向かう。
「実家でちょっとあって、月曜日までいなくなります。○○センセイって僕の先輩が来るので、ひょっとしたら○○センセイにとりあげてもらうことになるかもしれないので、よろしくね」
ヒトリ、入院カルテを積み上げて、猛烈な勢いで書きこんでいる。「○○先生へ。GBS陽性ですがペニシリンが駄目です。夫の立会いを希望しています」「○○先生へ。今日でCS4日目です。10日目退院と話してあります」「○○先生へ。.........」
ヒトリ、外来で患者の老婆と話している。外来ナース「センセイ、病棟からそろそろだそうです」
外来ナース、受付にシーラーがかけられた掲示を出す。「分娩のため、外来を一時休止します」

ヒトリ、新幹線が動き出したので、はっと目を覚ます。大宮駅を発車したところのようだ。

◎◎総合病院。産科病棟の手術予定が書かれたホワイトボードの前で産婦人科部長と病棟看護師長があれこれ言っている。どうしても明日の手術の術者のやりくりがつかない。あさってもいくつかの手術の予定の変更が必要なようだ。
産婦人科部長、大学医局に電話しているようだ。電話の向こうでウチもきびしい、と。

メモリアルホール。会場に集まる人人人。
会場正面、菊の花にかこまれてにこやかに笑うテルユキの写真。
遺族席には美しい妻、幼い娘、テルユキの両親と祖母に抱かれた赤ちゃん、テルユキの弟(ヒトリ)と妹。
ヒロイン、遺族席に一礼する。クラノスケほか、病院のメンバーも多数。次々と焼香。
幼い娘ははしゃいで参列者席のほうへ行こうとする。美しい妻は娘を捕まえて、ひざの上に乗せる。参列者がすすり泣く。
僧侶の法話が始まる。あまり内容がない話が延々と続く。ヒトリ、居眠りをしている。

会場を出たあとファミレスでヒロインを待っていたデスク。
デスク「これって過労死?書ける?」
ヒロイン「なまなましくて、書けない」
会話が続かない。

電話でマサミと話しているヒロイン。今日の給食のメニューがどうだったとか、今日のクラノスケネタとか、他愛もない話。
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by shy1221 | 2007-03-01 07:00 | TV、ドラマ、映画(冬ソナ以外)