クラシック音楽、小田和正、資格試験、医療記事批判などなど幅広い(節操のない)ブログ


by shy1221
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<   2007年 02月 ( 6 )   > この月の画像一覧

放心した表情で辺りを見回すマサミ。誰もいないようだ。自宅マンションへ着くマサミ。鍵を開けて中に入る。小さな仏壇の前にいるマサミ。
無言のままシャワーを浴びるマサミ。

消灯後、ナースがヒロインのベッドへやってくる。
「おうちから、緊急の連絡とか」
ヒロイン、あせった表情でナースルームへ。
電話の声はマサミだった。「ヨシノちゃん、あたしやられちゃった。来て。怖い。」
「しっかりして、マサミちゃん。住所言って、すぐ行くから」
「妹が交通事故にあったみたいです。今日一晩、外出していいですか?」とヒロインはナースに言う。「センセイに許可貰わないと」ナースはクラノスケのケイタイを呼び出す。
ヒロインは外泊許可書を記入し、病院を飛び出していく。

ヒロイン、銀行の24時間コーナーでお金を少々おろした。

ヒロイン、マサミの家にいる。
「ヨシノさん、私、何か悪いことしたかなあ。おばあちゃんが死んだ後、家のこともちゃんとしてるし、勉強だってちゃんとやってる。なんで私が病気になってプレドニン飲まなきゃならないの?一生飲まなきゃならないかもってクラノスケ先生が言ってた。一生かもって。3日飲み忘れると死ぬから、毎朝ちゃんと飲めって。腎生検だってかっこわるいのガマンした。この病気は普通は大人がなる病気なのに、何で私がならなきゃいけなかったの?今日だってなんでこんな目にあわなきゃならないの?ちょっと近道しただけなのに。お父さんはおばあちゃんが死んだ後、一軒家だと物騒だからっていって、お庭があった家を売ってマンションに引っ越したんだよ。お母さんが死んだのが私のせいだからかなあ。私が生まれなければ、お母さん死ななかったんだよ。ずーっと、真面目に生きてきた。うそもつかないようにしていたし、人には優しくしてきた。悪口だって言わないようにしてきた。前とおんなじ健康な体になりたい」マサミは低い押し殺したような声でつぶやく。ヒロイン、マサミを抱きしめる。
ヒロイン「パパはいつも何時頃帰ってくるの?」
マサミ「いろいろだけど、今日はすごく遅いって言ってた」
ヒロイン「マサミちゃん、とにかく病院へ行こう。」
マサミ「えっ、あそこはイヤ。知ってる人がいっぱいいる。クラノスケ先生にも知られたくない」
ヒロイン「マサミちゃん、あたし病院さがしてみるから、出かけるしたくしよう」
ヒロイン、マサミが自室に行ったのを確認して、電話帳で総合病院のページを開き、電話をしている。いくつかに電話をかけるが、産科をやめて婦人科だけになったので産婦人科の医者はこの時間は院内にはいない、と断られる。それでは、と産婦人科のページを開き、「病院」と書いてあるところに電話をかける。私の妹がレイプされてしまった。診てもらえないか、と。

大通りにでてタクシーを拾い、質素な印象のちいさな病院についた。救急外来ではなく、普通の外来を開けての診察である。医者は斉藤暁。同席するのはオバサンナース。
サイトウはコーヒーメーカーでコーヒーをいれてくれた。ちなみにマグカップでセフゾンのゾン太が笑っている。

マサミをナースと共に廊下へ出して、サイトウが警察への届出についてどうするかをヒロインに説明している。「父と相談します」とヒロイン。

マサミとヒロイン、タクシーを降りてコンビニに寄る。お菓子やヨーグルトなどを買い込んで、自宅マンションに向かう。マサミの父親はまだ帰宅していない。ヒロイン「パパが帰ってくるまでいてあげる」マサミ「パパが悲しむから、パパには絶対に言わないで」
午前2時ころ、マサミの父が帰宅する。マサミはすでに寝ていて、ヒロインは居間で雑誌を読んでいる。ヒロインはマサミの父に、自分はマサミの中学高校の先輩であること、今日はマサミが学校のことで悩んで電話をしてきたので、会いにきたこと、ちょっと心配で今までいたこと、を話す。マサミの父は「愛情を注いでいるつもりだけれど、どうしても仕事を優先するようになってしまい、いつもマサミに悪いと思っている」と話す。今日の出来事、警察への届出について切り出せないヒロイン。

ヒロイン、自分のマンションに戻る。しばらく住んでいないので、空気がよどんでいる。窓を開けて換気する。冷蔵庫を開けるが、なにも入っていない。

翌朝早く、病院にもどるヒロイン。
ヒロインの同室者のうち2人が替わっている。ヒロインのほかには、切迫が1人、前置胎盤が2人。
「せっかく○○クリニックで生もうと思ったのに、この病院にまわされちゃったのよね」
「わたしは△△病院のはずだったの。なんとか自力で直して△△病院で産もうかと、ネットにでていたどこかの助産院のページではいはい体操ってのを見て、毎晩やってたけど駄目だったわ。サイアク。△△の先生も、冷たくてさ、死ぬこともあるから総合病院へいってくださいって。本当に駄目なときだけ救急車で運んでくれればいいのにね」
「ふーん。ごはんからしてここじゃね。○○なんて、6週で予約しないと駄目だから、速攻で分娩予約したのに。誰かあたしの代わりにキャンセル待ちの妊婦が入ってたりして」
「ここってさ、センセイだって、朝かよくて夕方、8時頃しか来ないし、部長の方針で、家族への説明は緊急以外土日お断りなんて、ひどくない?」
とえんえんと続く愚痴話。

病室を出て、談話室でコーヒーを飲んでいるヒロイン。となりにテルユキが座る。
ヒロイン小声で「私の部屋の前置胎盤のふたり、うざい。文句ばっかし言ってる」
テルユキ小声で「オレも前置胎盤うざい。でも、病棟を前置胎盤が侵食してきてる。まわりの医者みんな、前置胎盤の帝王切開するのやめて、送りつけてくる。うちさ、研修指定病院っていって、研修医が研修するんだけどさ、フツーの分娩がだんだん少なくなくなってきてちょっと困ってんの。」

医局でクラノスケがコンビニ弁当のようなものを食べている。クラノスケの横に座り、ミネラルウォーターを飲んでいるテルユキ。
「クラノスケ、オレさ、ワンセンセイからさ、今日5時半であがっていい、って言われちゃったよ。あしたさ、あるんだよ。前回帝切前壁付着の全前置胎盤」
クラノスケ「それって、O野病院事件ってやつ?」
テルユキ「ちょっと違うけど、まあ似たようなもんだ。オレの場合、癒着前提よ。5月にさ、ウチの大学で講師が執刀したときに出血量が2万5千でさ、悪いことに外科の肝切の出血と重なっちゃってさ、院内生血さ。なんとか生還させたんだけどさ。2万5千だよ。外科が1万2千であわせて3万7千。院内リスクマネージメント委員会で問題にはなるし、講師はトラウマになっちゃってオペできない人になっちゃうでさ、大変だったんだ。あしたはさ、とりあえず万全の準備はした。頭の中で、いくつのもパターンに分けてシミュレーションした。今日はさ、オレ、5時半で帰っていいって言われてんだ。ちゃんとメシ食って、しっかり睡眠とって、新しいパンツはいてこい、って。もしオレが逮捕されることがあったら、おまえんとこのヨシノちゃんのペンの力で助けてもらうわ。ヨシノちゃんによろしく言っといて」
クラノスケ「犬飼センセイって病院に噛み付いてるよな。犬飼センセイ来てから、産直が超勤になったんだよね。すごいよな」
テルユキ「まあ、ワンセンセイ強気なんだよ。うちさ、不妊でも結構稼いでいるからさ。超強気。“作って産める◎◎総合”がうちのウリだからね」

ヒロイン、公衆電話から電話をしている。「マサミちゃん、ちゃんと学校いけてよかった。今週末に会っておいしいもの食べよう」

ヒロイン、図書室のパソコンで百い巨塔フラッシュを音を絞ってみている。
ヒロイン「ある産婦人科医のユウウツ」を執筆中(ノートパソコンで)である。
(6話終わり)
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by shy1221 | 2007-02-28 06:00 | TV、ドラマ、映画(冬ソナ以外)
ICU にいるヤンキー娘を見舞いにいくキミコ。NICUにいる孫を見に行くキミコ。マゴはとても小さく、名前はまだない。見舞いの帰りに通用口の脇でタバコをすっているキミコ。

カンファレンスルームで、クラノスケとササノ、血液内科の医者があれこれ相談をしている。キミコのケースはちょっと経過がめずらしいらしい。だらだらと経過するHPSで全身状態は悪くない。特に原因となるウイルスも同定されない。膠原病関連のものかそれとも悪性リンパ腫なのか?シクロスポリンを開始することになった。血液内科の医者は病棟の移動がないのなら、そのままお前が主治医でいろよ、とクラノスケに冷たい。というか、キミコを引き取るのはちょっとイヤだ、という感じ。

ナースルームで内服薬が追加になることをNs.に説明しているクラノスケ。ナースは、ネオーラルという薬品名になんだそりゃ、という反応を示している。そこへ、テルユキが入ってくる。「なんだかだねえ」とつぶやくテルユキ。

ヒロインのもとにマサミがお見舞いに来ている。マサミはどこかの高級チョコレートをお土産にもってきた。キミコが「あたしにはないの?」と訊く。「おばさん糖尿病でしょ。インスリンしてるんでしょ。」とにべもないマサミ。

面談室で、病棟看護師長、ケースワーカー、キミコが面談をしている。ヤンキー娘は未婚で、キミコも妊娠を知らなかったらしい。養育することは難しく、NICUを出たら施設に預ける方向で話が進められている。キミコは小さくなっている。

病室でヒロインにぽつりぽつりと自分語りをするキミコ。ヤンキー娘とマサミは1歳しか違わない。マサミちゃんを見ていると違う世界のようだったとキミコ。

ヒロインは談話室でノートパソコンに向かっている。書いている文章は、「ある産婦人科医のユウウツ」

クラノスケの回診。「ヨシノさん、明日からプレドニンが7錠になります」ガッツポーズをするヒロイン。「キミコさん、なんだか、血糖値が不安定ですね。明日定期のレントゲンね」

面談室で病棟看護師長と面談をしているキミコ。ときどき咳をする。
NICUにいる孫を見ているキミコ。マゴはまだとても小さい。名前が決まったようだ。世露死苦なんてのでなく、結構オーソドックスな名前である。見舞いの帰りにタバコを吸おうとしてやめるキミコ。咳をして喉をさすっている。足取りはゆっくりである。
ICUにいるヤンキー娘。眉毛がないとマヌケな顔である。髪の毛が伸びてプリンになっている。チューブ類はだいぶ少なくなったようだ。テルユキの部下の若い産婦人科医がICUの専任ドクターと話をしている。

病室での昼食。なんか、メニューも飽きてきたわ、とヒロイン。無言で食べているキミコであるが、食欲は進まないようである。キミコ、食事のトレーを廊下に返しに行こうとして、倒れる。駆け寄るヒロイン「誰か来て!」全館コールが鳴り響く。「ハリー先生、ハリー先生、産科病棟でお呼びです」

ICUの専任ドクターが駆けつける。そこへ、クラノスケと血液内科の医師が急いでやってくる。
「カリニかも」と血液内科医。「病室どうしますか?」と早速看護師長。
ICUは満室。血液内科も呼吸器内科も個室はいっぱい。ICUにいるヤンキー娘と交換することが決まる。廊下ですれ違う二人のストレッチャー。お互いに気づかない。
ICUにいるさっきのメンバー。キミコは呼吸器管理開始となった。

産科病棟にもどってきたヤンキー娘。とてもピュアな表情をして、目に涙をためている。
まだ、点滴とフォーリーカテーテルは入ったままである。がらんとした個室。私物はほとんどない。
点滴をぶら下げてICUのキミコを見舞うヤンキー娘。キミコはセデーションがかかっていてヤンキー娘の言葉に反応しない。目に涙をためるヤンキー娘。

ヤンキー娘、4人部屋に移っている。布団を頭からかぶって寝ている。他の患者は床頭台に私物がたくさんあるが、ヤンキー娘は持ち物がほとんどない。他の患者のもとには夫や小さい子供たちが見舞いに来ている。

ヒロインの病室は、ヒロインのほかは全て妊婦となってしまった。切迫が2人、わけあり(不倫妊娠捨てられOL)助産入院が1人。ヒロインのもとにデスクがやってくるが、他はみんな妊婦なのでちょっとぎょっとする。ヒロインとデスク、病室を出て行く。「なんか最近、入院生活がつまんない。クラノスケは忙しいらしくて、顔見ておしまいってかんじだし、同じ部屋の人とも話が合わないし。ここは点滴をしている人が多いから、ケイタイも禁止だし。でもね、ここにいると、産婦人科の現状、っていうのがなんだか実感できるのよ。センセイとは、いつもずーっと病院にいるし、土曜も日曜もいる。体外受精でやっと妊娠できた人もいれば、わけありでいきなりやってきて出産しちゃうひともいる。この間は生み逃げもあったのよ」「生み逃げって?」「明日退院です、って時に勝手に帰っちゃうの。お金払わないで」「そんなことできるんだ?」「できちゃうみたい」

ヒロイン、ICUの前の受付で、キミコのお見舞いに来た、と言うが、受付の事務員に面会はご家族の方のみです、と断られる。

ICU、ナースがキミコの挿管チューブその他を抜いている。キミコ安らかな死に顔。
うつむきながら出てくる、点滴をぶら下げたヤンキー娘。ヒロイン、はっとする。
ICUではカーテンを閉め切ってキミコの死後処置をしている。メークをするナース。死亡診断書を書くクラノスケ。「ゼク取れなかったね、来た身内が未成年1人じゃさ。」と血液内科医。

ケースワーカーと病棟看護師長、ヤンキー娘がなにやら相談をしている。
病棟に戻ってきたクラノスケにヒロイン「キミコさん、死んじゃったの?」クラノスケ無言でうなづく。
点滴がとれ、NICUにいるヤンキー娘。目に涙をためている。

塾の帰り道、電車を降りて近道をすべく公園を突っ切ろうとしているマサミ。男が後ろから襲う。抵抗するマサミ。男が刃物をみせたので、一瞬抵抗をやめてしまうマサミ。マサミの凍った表情。(次回へ続く)
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by shy1221 | 2007-02-27 05:00 | TV、ドラマ、映画(冬ソナ以外)
病室。エビちゃんがみんなに挨拶をしている。傍らにはいかにも実直な田舎の人といったかんじの両親。「やっぱり田舎に帰ることにしました。うちの近くに転院できればよかったんだけど、うちは田舎なので、膠原病がみてもらえるような病院はなくて、結局大学病院になってしまったの」

隣で、マサミも退院の支度をしている。エビちゃんたち3人と入れ替わりに、マサミの父小木茂光が入ってくる。マサミもあっさりと退院していく。

私たちだけ残っちゃたね、とヒロインとキミコが話していると、そこへクラノスケがやってくる。急な話で悪いが、ベッドコントロールの関係で病棟を替わってもらうことになった、とクラノスケ。

ヒロインとキミコはどうやら産科病棟に移ったらしい。窓際のベッドにはウテメリンの持続点滴をしている妊婦。妊婦のところへ医師がやってきた。医師の顔をみるなり、「アレーっ、真理子ちゃんのお兄ちゃん!」と声をあげるヒロイン。ヒロインの顔をみて、「ヨシノちゃん」という医師は香川照之。どうやら二人は古い知り合いらしい。面白くなさそうな表情のキミコと妊婦たち。

消灯後、談話室でコーヒーを飲んでいるヒロイン。ヒロインの横にテルユキ。お互いの近況報告をする。テルユキの妹とヒロインは中学のときの同級生。テルユキは都内の開業産婦人科医院の長男である。テルユキの弟は地方国立大学に進んでそのままいついてしまい、田舎で産婦人科の1人医長をしている。テルユキの妹はアメリカに留学中。テルユキの父は68歳で今も仕事をしている。ただし、テルユキに後を継がせるつもりはなく、医師の使命だ、といって70まではお産をとるがあとは廃業するつもりでいる。ヒロインはテルユキから、何で病棟を移ることになったかの事情を聞かされる。

もともとこの病棟は産科と婦人科の病棟だった。ただし、産科のおめでたい人と婦人科のがん患者をひとつの病棟でというのは、婦人科の患者心理からよくないと前々から言われ続けていた。昨年から近隣の医院・病院が閉鎖をしたり、重症患者を診なくなったため、産科の入院患者が増えてきた。そのため、婦人科の患者がほかの病棟に押し出されがちになったが、婦人科の入院患者は手術や化学療法のための入院で、手がかかり、かつオバサンはうるさくてかなわん、と他の病棟からは嫌われていた。「でもね、本当は患者さんがわるいんじゃなくて、病気がそんなオバサンをつくちゃったんだよ」とテルユキ。このため、婦人科はまとめて他の病棟に移ってもらい、かわりに、産科におされてわずかに残ったベッドには膠原病の女性患者にはいってもらうことになった。ある程度治療が進んだ膠原病の患者はプレドニンを飲んで病院にいるだけだから、Ns.にとっては手がかからない。産科が増えて病棟の負担もきつくなっているので、膠原病の患者にベッドを埋めてもらえると病棟Ns.も助かる、と。「でもね、クラノスケは大変なんだ」この病院は3人で膠原病と腎臓病を診ていて、しかも透析も担当している。透析は週に3日は二部透析である。さらに悪いことに、クラノスケの後輩の女医さんが切迫になって入院中。でもって、大学も人がいないので応援なしである、と。おまけに平均在院日数のことで、膠原病内科はいつも文句をいわれている。「プレドニン飲むんだから、2 週間で退院できるわけないじゃない」とヒロイン。

二人が話し込んでいると、病棟のNs.がテルユキを呼びにきた。「センセイ、そろそろ」
次の日、クラノスケがキミコのベッドサイドで何か言っている。どうやら、キミコは血球貪食症候群の疑いがあるらしい。(これまでの回で、キミコはちょっと DQNな患者として描かれている。特定疾患だから、入院していればしているほど保険のお金が入ってくる、とか糖尿病なのにお菓子を食べていたりとか)キミコにはHPSについて理解が難しく、クラノスケは「今日、血液内科の先生にみてもらうから」というようなことを言って去っていく。

図書室で、ヒロインはHPSについてインターネットで調べている。そこへ、クラノスケが入ってくる。クラノスケはヒロインには気づかずに、奥へ進む。今日は司書のカウンターは不在である。

ヒロインは病室にもどり、病衣から私服に着替える。手早くメークをする。図書室に戻ると相変わらず司書はいない。職員向けの図書室をのぞくと誰もいない。ヒロインは済ました顔をして、職員用のほうへ入っていく。PubMedや医中誌を調べられるネット接続のパソコンと電子カルテ用のパソコンがある。電子カルテ用はパスワードが必要なので、あきらめ、PubMed用のパソコンの前に座るヒロイン。ふと思い立って「お気に入り」を表示してみる。PubMedや医中誌、e-Medicineなどに混じって、2チャンネルやある産婦人科医のひとりごと、新小児科医のつぶやき、SY’sブログなどがある。「辞めたい」を開くといきなり音がしてびっくりするヒロイン。あわてて、別のサイトを開く。誰か医者が入ってきた。えへへ、と笑ってさりげなく去っていくヒロイン。
ヒロインが病室へ戻ろうとすると、ストレッチャーで運ばれていく妊婦に追い越される。妊婦はいわゆるヤンキーのようだ。ヤンキー娘のストレッチャーにすがるキミコ。
ナースルームでは、テルユキとほかの医師が手術予定表をにらみながら何か話をしている。

予定の帝王切開の予定を落として、ヤンキー娘を先に手術することになったようだ。
ヒロイン、ふたたび図書室患者用コーナー。音量をしぼって「辞めたい」の画面を見ている。

ヤンキー娘はキミコの娘であった。検診を受けていなくて、腹痛で救急車でやってきた。常位胎盤早期剥離であったが、母子ともに助かったようであることがナースルームの職員の会話からわかる。

病室でヒロインはノートパソコンを使って何かの文章を作成している。

喫茶室でヒロインとデスク。デスク「なんかさ、入院したら、だんだん医者の肩もつようになってない?なんか、表現が切れ味悪いよ」

ヒロインとデスクが親しげに話しているのを見かけてしまうクラノスケ。

病室でクラノスケはキミコに血液内科に移ることになったと告げる。が、キミコは娘がICUから戻ってきたときにびっくりしないよう、娘を迎えてあげられるよう、この病棟のままで治療を開始してくれ、と言ってきかない。

ヤンキー娘はICUにいて、いっぱい自動注入器がついている。疲れた顔のテルユキがハルンバッグの尿量を見ている。テルユキがICUの専任ドクターとなにやら話しをしている。
(第4話おわり)
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by shy1221 | 2007-02-27 04:00 | TV、ドラマ、映画(冬ソナ以外)


第3話

エビちゃん「昨日のひと、白血病の高校生だったんだって」

ヒロイン「ふーん。かわいそう。あたしもとばっちりで、腎生検の最中に放置されちゃったわ」

マサミは勉強をしている。クラノスケ、病室に入ってくる。

クラノスケ「キミコさん、明日から、プレドニンが19 ミリになります。4ミリ分は粉でくるからまちがえないでね。」キミコ「えっ、1ミリの錠剤じゃないの?」クラノスケ「僕も本当は1ミリの錠剤のほうがいいんだけれど、同じ薬で5ミリと1ミリがあるのは間違えのもとだから、っていって病院が採用してないんですよ。だから、5ミリをわざわざ粉にして調剤してるんです。でも、退院したら院外処方だから、1ミリの錠剤で処方します。」

ヒロイン「粉だとわかりにくくない?」

クラノスケ「僕もそう思います。でも、病院の方針なんです。僕がむかしいた病院では、テオドールって喘息の薬を子供に処方するときに、粉で処方したら、薬局で桁間違えて多くいっちゃって、意識不明になって、新聞沙汰になってしまいました。ああ、患者さん相手に何はなしてるんだろ。」

エビちゃんにお見舞いの初老の女性が来た。「ここではなんだし」とエビちゃんを食堂に誘う。エビちゃん、緊張した面持ちで女性についていく。

食堂で初老の女性が切り出す。「結婚について、お話はなかったことにして欲しい。息子を同じように考えている。」

病室に帰ってきたエビちゃん、泣いている。

マサミは勉強をしている。

エビちゃんはカーテンを閉め切っている。

ナースルームでクラノスケがヒロインにムンテラをしている。プレドニンの初期量は40mgである。クラノスケ「フツーの人なのにこんなに説明がわかってくれる患者さんって、始めてです、僕。それでも理系でどっかに勤めてる人だと結構わかってくれるんだけど、文系の人って、結構思考回路が違うっているか、なんだけど。」ヒロイン「あたし、数学苦手でした。物理赤点でした。悪いか!ところで、エビちゃんがずーっと泣いています。なんか、婚約者のお母様らしい人が来てから様子が変なんです。まさか、婚約破棄じゃないでしょうね。」クラノスケ「あ、本当?」

クラノスケ、エビちゃんのベッドサイドにいる。エビちゃん「先生のせいだ。先生が膠原病だから入院しなさい。妊娠すると流産するかもしれない、なんていうからだ。うぇーん。」

クラノスケ、当惑した顔で言葉に詰まっている。

翌日の回診。クラノスケと上司の笹野高史。ササノはクラノスケの説明をふんふんときくだけである。ただし、キミコのカルテをみて、ちょっとデータが気になる、という。

夕食時、エビちゃんがいない。食事を配りにきたナースはあまり気にしていない。ヒロインは気になる。食事もそこそこに病院内を探す。屋上にエビちゃんはいた。「来ないで」とエビちゃん。「だめ」とヒロイン。ヒロインはゆっくりゆっくり近づいてエビちゃんを確保する。「こないだの高校生、顔がつぶれて遺体きれいじゃなかったって。エビちゃん、美人の顔をぐちゃぐちゃにして、いいことある?」

談話室でヒロインにお礼をいうクラノスケ。いつの間にかヒロインはクラノスケに対しタメグチになっている。クラノスケも打ち解けている。

医局のクラノスケ、ちょっとニコニコしている。文献を読みながら、視線が宙を浮いている。

夜中の屋上。デスクとヒロイン。マサミの話になる。デスクはマサミの父を知っているらしい。マサミが生まれるときにマサミの母は死亡して、おばあちゃんの協力のもとマサミは育ってきたことがわかる。デスクとヒロイン、激しいキスシーン。

(ちなみに事件への伏線はってみました)
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by shy1221 | 2007-02-26 03:00 | TV、ドラマ、映画(冬ソナ以外)
編集部でヒロインとデスクが話をしている。デスク「どうせ入院するなら、入院患者が見た、病院の真実!でも書いてもらうか」ヒロインは机の上を整理しながら「いいわよ、ばんばん書いてやるわ」

海外旅行にでも行くようなスーツケースを転がしながら、ナースルームへ向かうヒロイン。

「はじめまして、今日から入院するものです」

同室者は3人。

派遣OL:エビちゃん SLE

高校生:長澤まさみ Churg-Strauss症候群

中年女:余貴美子 SLE、シェーグレン症候群(いずれ悪性リンパ腫に)

ただし、ヒロイン入室の瞬間にはマサミはいない。

病棟Ns.からオリエンテーションを受けるヒロイン。蓄尿の説明でぎょっとする。

ナースルームでクラノスケから病状について説明を受けるヒロイン。サインする書類多数。

ナースルームでは、ナースたちが、マサミちゃんには困るわよねー、と談話中。

クラノスケ「この病院は患者用の図書室があるから、行ってみるといいかもしれません」

図書室へ言ってみるヒロイン。患者用の奥に職員しか入れない図書室がある。若い司書が職員用への扉の前のブースにいる。奥に行ってみようとして司書に静止されるヒロイン。インターネットでSLEを調べてみるヒロイン。「私って賢い患者かも」

病院屋上のフェンスにもたれかかりながらデスクとヒロインが話をしている。

ヒロインは病院の食事や検査について原稿用紙3枚分くらいの不満を述べる。ただし、食事については、「毎日決まった時間にご飯を食べるのよ。野菜がたくさんあって、アルコールがない、バランスの良いご飯。これで1日1000円しないの。夜更かしはしないし健康になりそう。」デスクはヒロインに軽いキスをして、「じゃあまた」と言う。

デスクが歩いていく屋上への出入り口のほうへ目をやるヒロイン。そこにはマサミがいた。

ヒロイン「マサミちゃん」

マサミ「あの人、ヨシノさんの彼?」

ヒロイン「うーん、彼兼上司ってとこかな?」

マサミ「かっこいいね。ヨシノさんってお仕事なにしてるの?」

ヒロイン「雑誌の編集部につとめてるのよ。」

マサミ「雑誌ってなに?」

ヒロイン「○○新聞の雑誌よ」

マサミ「ふーん。うちのパパは△△新聞の社会部の記者なの。えらそーにしてやなやつなんだ」

ヒロイン「ふーん。マサミちゃん、お部屋じゃほかの人がいるから言わなかったけれど、あたしもマサミちゃんの大先輩。JJ学院なの。シスター穂刈にいつも怒られてた。マサミちゃんとあたしって、なんかつながってるのかも」

マサミ「あたし、出席足りなくて留年しちゃいそうなんだ。」

ヒロイン「レポートとかじゃだめなの?」

マサミとヒロインは打ち解けていろいろ話をする。そこへ、病棟Ns.

「マサミちゃん、お父さんが見えてるわよ」

マサミ「ウッゼー」と言いながらNs.の方へ。

病棟の片隅でエコー下腎生検が始まろうとしているヒロイン。

どすん、と鈍い音がする。起き上がろうとするヒロインを制止するクラノスケ。

Ns.がクラノスケを呼びに来る。クラノスケはヒロインを放置して行ってしまう。

波利井先生コールが鳴り響く。
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by shy1221 | 2007-02-26 02:00 | TV、ドラマ、映画(冬ソナ以外)
 ヒロイン(木村佳乃)は社会派週刊誌(AERAあたりを)記者。29歳未婚。デスク(佐藤浩市)と不倫中である。最近、微熱が続く。体がだるくてしかたがない。

ある朝、鏡を見ると、蝶形紅斑が出ている。鏡の前で頬に手をやるヒロイン。病院に行きたいと思うが、なかなか時間が取れない。ある朝、だるくて仕方がなく、仕事をぶっちぎって近くの総合病院を受診する。

まずは総合案内で、「紹介状のない方は3150円いただきます」といわれ、むかつくヒロイン。内科外来にいくと、研修医の予診が待っていた。最終月経や妊娠歴まで尋ねられてさらにむかつくヒロイン。膠原病内科での診察が決定されたが、延々の待ち時間。途中で「病棟患者急変のため、外来を一時停止させていただきます」の表示。午後2時になって、ようやくヒロインの診察。机の上の本の陰に食べかけのサンドイッチが見える。「あ、全身性エリテマトーデスかもしれませんね。今日、いろいろ検査して、来週の木曜日に結果を聞きに来てください」と主人公の内科医(佐々木蔵之介)。いろいろ検査したので、お会計は1万円を超えてしまった。「お話5分で血をとって1万て何よ!」とめちゃくちゃむかつくヒロイン。

夜のバー。ヒロイン「わたし、膠原病かも。死んじゃうかも」デスク「しぶといお前が死ぬわけないだろ」ヒロインは酔っ払いながら、クラノスケについて原稿用紙10枚分くらい罵倒する言葉を吐く。

夜遅く、医局でカップヌードルをすするクラノスケ。病棟のパソコンで検査データのチェックをしてくるクラノスケ。ヒロインのデータが異常に悪いことに気づく。ヨシノの連絡先を確認して電話するクラノスケ。ヒロインは不在。医局に戻り、診断書を書き続けるクラノスケ。23時になり、もう一度ヒロインに電話するクラノスケ。ヒロインは留守で、伝言メッセージを入れる。クラノスケ、1人暮らしのアパートの風呂に入って眠りかける。

翌日、夜遅く一人暮らしのマンションに帰宅したヒロイン。留守番電話にメッセージが入っている。「○○総合病院の内科のクラノスケです。昨日の検査結果で異常がみられました。予約は来週ですが、今週中に必ず外来を受診してください。」

ふたたび総合病院内科外来。クラノスケ「蛋白尿がでているし、白血球が2,000しかありません。補体も測定限界以下です。抗核抗体は2560倍、APTTが著明に延長しています。入院が必要です。ただし、ベッドの空きがないので、電話連絡を待ってください。

夜のバー。ヒロイン「あたし、入院しなさいって言われちゃった。でも、お部屋の空きがなくて、待ってくださいって。入院しなさい、でも部屋はないってどういうことよ」デスク「部屋がないって向こうが言っているってことは、まだまだ入院しなくても大丈夫ってことじゃない?」

ホテルの部屋。ヒロインと佐藤浩市の激しいベッドシーン。
(元は医療従事者によるドラマ(第1話〜第3話)
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by shy1221 | 2007-02-26 01:00 | TV、ドラマ、映画(冬ソナ以外)