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by shy1221
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暴言を吐く記者と正当化

迷走会見止まらず JR西、相次ぐ前言撤回
この記事で注目したのは、
「二転三転する回答に、会見は中断と再開を繰り返す。相次ぐ訂正とかたくなな対応に、報道陣の口調も次第に怒気をはらみ始めた。『あんたらどう思っとんのや』。
 こうした会見の模様がテレビ報道されると、市民から批判の声が上がった。怒声を上げていた一部の記者は、会見場に姿を見せなくなった。
 しかし、こうしたやりとりがなければ、JR側から「事実」が出てこなかった面は否めない。」

 「市民から批判の声が」って、どんな批判か書いてない。多分、「マスコミ、何様だと思ってんねん!!」という声だろうが、都合が悪いのか具体的には書かず。読みようによっては、JR西日本の対応に対する批判とも読まれかねない。「怒声を上げていた一部の記者は、会見場に姿を見せなくなった。」と結果が書いてあることで、初めて批判の内容がわかるってところが、都合が悪いから書かないのか、記者の表現力がその程度なのか。マスコミ側に都合が悪かったとして、「しかし、こうしたやりとりがなければ、JR側から「事実」が出てこなかった面は否めない。」と、「怒声」を上げることについてさりげない正当化をしてみたりもする。
 怒声、ってあっさり言うけど、「あんたらどう思っとんのや」程度の怒声じゃなかったよ。それは聞くに堪えないようなものもあったと思うが。そういう記者の名前こそしっかり晒し挙げて欲しいよね。質問の前に必ず名乗るとか、そういう習慣は彼の業界には無いのかな。
 遺族への取材も程々にして欲しいな。新聞とかには、「犠牲者おひとりおひとりが、数に埋もれてしまわないように、丁寧に報道することが使命と考えました」とかお断りがついていたりするのだが、ほっといてくれって人もいると思うんだが。そんな時に取材されたら、どんな気持ちがするか、考えてみて欲しいもんだ。
by shy1221 | 2005-05-11 16:03 | 思うこと