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by shy1221
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根回しはどこまですればいいんでしょうか。

復旧工事、1時間で中断 兵庫・尼崎のJR福知山線
再開の了解求め戸別訪問 住民へ説明続行

 ま、この会社の不手際ってのも恒例になってきました。

 かなりの社会的問題になった事故ですから、周辺への配慮はいくらやってもしすぎるということはないのでしょうが、この会社にはそこまで気が回らなかったのでしょう。

 ただ、工事を始めるときには戸別訪問して了解を取らねばならんのでしょうか。告知文書をポストに投函するだけではホントにダメなんでしょうか。人によっては、別にJRの社員の顔も見たくない人がいるんじゃないでしょうか。ここらへんは、線引きが難しいですな。

 関西に住んでおりますもので、あちこちで今回の事故に関連した形で働くJRの社員の方をみかけます。例えば、阪急梅田駅のJR振替乗車専用改札口の前。「申し訳ありません」とそこを通るお客さんひとりひとりに、両側からJRの方が頭を下げられます。あるいは、被害者の方が入院している病院。休日だというのに、1階の受付の前に、背広を来た社員の方が二人、24時間待機しておられます。聞くところでは、入院している各病棟にも一人、ずっと立っている社員がいるそうです。なんか、JRの社員であるってだけで、ノイローゼになりそうな環境です。自殺する人とか出ないといいですが・・・・
 社員一人ひとりが、そういう社風を作り出したんだから連帯責任だ、みたいな考え方もあるかも知れませんが、被害者・御遺族へのケアは十分にして頂くとしても、それ以外のところは、言葉は悪いがもう少し手を抜いて、本当に大事なところ(安全対策とか、乗務員の研修管理の問題とか)に力を注いで頂くわけにはいかないんでしょうかね・・・



<以下記事>
「復旧工事、1時間で中断 兵庫・尼崎のJR福知山線」
 JR西日本は30日午前8時ごろから、快速電車が脱線した兵庫県尼崎市の福知山線事故現場のカーブで、6月13日の運転再開に向けた復旧工事を始めた。
 しかし、電車が激突したマンションの一部住民が「近隣住民に事前説明がなかった」などと現場担当者に抗議したため、工事は午前9時ごろから中断。JR西日本の担当者が近隣住民を戸別訪問し、了解を取る作業を続けた。
 この日の作業は、線路脇の柵を撤去し、線路に敷設する新しい枕木を搬入する予定。JR西日本は29日、現場マンションに残る2世帯には工事開始を直接連絡したが、向かいのマンションの住民には告知文書をポストに投函(とうかん)しただけだったという。
 尼崎東署捜査本部は事故原因や脱線時の状況を詳しく調べるため、レールや枕木を押収。事故から1カ月を機に、線路敷地内に設置されていた遺族専用の献花台も、既に移設されている。
「再開の了解求め戸別訪問 住民へ説明続行」
 兵庫県尼崎市の福知山線脱線事故で、JR西日本は30日午後、近隣住民への事前説明が不十分との抗議を受けて現場の復旧工事を一時中止、工事への理解を求めるため、近隣住民の戸別訪問を続けた。
 同社は夜までに、事前説明をほぼ終えたとして、31日朝からの工事再開をいったん決めたが、その後「直接会えていない住民がまだいる」として撤回した。
 復旧工事は30日午前8時ごろから始め、この日は線路に敷設する新しい枕木を搬入する予定だった。ところが、快速電車が激突したマンションの一部住民が、線路を挟んで反対側にあるマンション住民への説明が不十分などとして抗議。作業は1時間ほどで中断し、同社はこの日の作業中止を決めた。
<引用終了>
by shy1221 | 2005-05-30 12:59 | 思うこと