聖職のプライド
2005年 12月 09日
前記事と多少関連するが、もう医師は感謝されない職業になってしまった感も一部ではある。
これまで、「聖職」的なプライドがあるからこそ、給料のこととか休みのこととかあんまり文句も言わなかったし、自腹切りまくって学会行って勉強して技術を研き続けた人も多いと思う。学会費はたいがい高い。一つの学会で、年会費が1万円前後、学術集会に行くとさらに参加費を徴収され、安くても5000円、通常1万円、国際学会だったら2万円〜5万円も珍しくはない。エライ人はどこか公費から出るのかもしれないが、下っ端は間違いなく自腹である。それでも、最先端の技術やトレンドを少しでも早く見聞したい、という向上心があるからそうしている。それが当然だと言われるかも知れないが、特に勉強もせずに、別に学会から会員向けに治療方針の勧告が出るまで旧態依然の医療をしていたところで、特に問題になることもない。というより、多くの医師が学会に行くヒマもないほど忙しい状況にあることは忘れてはならない。
今後は、「聖職」のプライドを捨てて、普通のサービス業になっていく可能性もある。無免許の人でも出来るくらいの職業だからね。「給料安くてもいいから休みが多い方がいいもーん」とか、「最高級の医療を提供しますから、最高級の料金を請求します」とか、そういう時代になっていくんだろうな。だったら、不妊治療が現在私費で費用もまちまちなのは、そのモデルケースと言えないでもない。んだったら、保険診療になるなんて夢のまた夢だよな。
これまで、「聖職」的なプライドがあるからこそ、給料のこととか休みのこととかあんまり文句も言わなかったし、自腹切りまくって学会行って勉強して技術を研き続けた人も多いと思う。学会費はたいがい高い。一つの学会で、年会費が1万円前後、学術集会に行くとさらに参加費を徴収され、安くても5000円、通常1万円、国際学会だったら2万円〜5万円も珍しくはない。エライ人はどこか公費から出るのかもしれないが、下っ端は間違いなく自腹である。それでも、最先端の技術やトレンドを少しでも早く見聞したい、という向上心があるからそうしている。それが当然だと言われるかも知れないが、特に勉強もせずに、別に学会から会員向けに治療方針の勧告が出るまで旧態依然の医療をしていたところで、特に問題になることもない。というより、多くの医師が学会に行くヒマもないほど忙しい状況にあることは忘れてはならない。
今後は、「聖職」のプライドを捨てて、普通のサービス業になっていく可能性もある。無免許の人でも出来るくらいの職業だからね。「給料安くてもいいから休みが多い方がいいもーん」とか、「最高級の医療を提供しますから、最高級の料金を請求します」とか、そういう時代になっていくんだろうな。だったら、不妊治療が現在私費で費用もまちまちなのは、そのモデルケースと言えないでもない。んだったら、保険診療になるなんて夢のまた夢だよな。
by SHY1221
| 2005-12-09 08:31
| 思うこと